IFD(トレイリング)注文とは、IFD注文とトレイリング注文を2つ同時に利用します。
IFD注文とは、If Done注文の略で、新規注文と決済注文をあらかじめ設定しておき、新規注文が約定したら決済注文が発注される注文です。IFD注文の決済注文時に「トレイリング注文」を選択することで、逆指値注文を設定しつつ、株価が自分にとって有利な方向に動いた場合は逆指値価格を自動で修正することができます。
IFD(トレイリング)注文ではPTSは利用できず、東証のみ指定可能です。SORを有効にすることは可能です。
注文したい数量です。
指値か成行で発注するかを指定します。
指値の場合は、値幅制限の範囲で指定してください。株価が指定した価格以下になれば(信用返済買い注文の場合は指定した価格以上になれば)、注文が執行されます。
「本日中」「期間指定」「寄付」「引け」「不成」「大引不成」から選べます。
「特定口座」または「一般口座」から選択します。
トレイリングを選択します。買い注文約定後の決済注文をセットします。
①初期条件
価格、値幅、比率を選択し入力します。
※価格:「市場価格が●円以下なら成行(本日中)で注文する」と値段を指定できます。
※値幅:「買い注文の約定価格から●円下がったら成行(本日中)で注文」と値幅を指定できます。
※比率:「買い注文の約定価格から●%下がったら成行(本日中)で注文」と比率を指定できます。
②トレイリング条件
価格、値幅、比率を選択し入力します。
※価格:「市場価格が●円になったらトレイリングを開始し▲円下がったら成行(本日中)で注文する」と値段を指定できます。
※値幅:「買い注文の約定価格から●円上がったらトレイリングを開始し▲円下がったら成行(本日中)で注文」と値幅を指定できます。
※比率:「買い注文の約定価格から●%上がったらトレイリングを開始し▲%下がったら成行(本日中)で注文」と値幅を指定できます。
<現物売り注文、信用返済売り注文の場合>
・トレイリング(初期条件で指定した発注価格の自動修正)を開始する株価と、トレイリング開始後の株価の高値からいくら下落したら成行注文を執行するか指定します。
<信用返済買い注文の場合>
・トレイリング(初期条件で指定した発注価格の自動修正)を開始する株価と、トレイリング開始後の株価の安値からいくら上昇したら成行注文を執行するか指定します。
「本日中」「期間指定」から選べます。